テーマ:東北地方

100年前に地元からこんな集団密航移民がいたんだ――新田次郎『密航船水安丸』

新田次郎『密航船水安丸』、講談社文庫、1982年(初版1979年)  1906年、カナダも含めた北米の移民規制が厳しくなってきた時期に、あえて集団密航という手段に打って出た人たちが、宮城県にいたんですね。新田次郎がそれを題材に小説にしたのが、『密航船水安丸』。  宮城県北部米川村の及川甚三郎が、移民した先のカナダ・バンク…
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今日から盛岡の大学で集中講義「ポストコロニアリズム」/そこで『盛岡冷麺物語』紹介

小西正人、『盛岡冷麺物語』、繋新書(リエゾンパブリッシング)、2007年  今日、天誕だというのに(?)、集中講義の開始日。テーマは「ポストコロニアリズム」。  こうなったら、一コマ目がいきなり天皇と靖国か。場所が岩手県の盛岡ということもあり、東北戊辰戦争の話もしなければ。  盛岡で話をするということもあり、地元ネタも…
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戊辰戦争は「東北独立戦争」だったーー維新史観とは異なるもう一つのナラティヴ

星亮一『仙台戊辰戦史ーー北方政権を目指した勇者たち』三修社、2005年  日本国家の基礎の樹立、近代化の発端と言えば、誰もが「明治維新」と答えるでしょう。  でも、東北地方から、とくに仙台や会津から見れば、薩長を中心とした維新軍は侵略と殺戮の軍隊。戊辰戦争は、「奥羽征伐」の戦争でした。  ところが、会津の隣の郡山に生ま…
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