廣瀬純:人文系入門書選書フェア「死ねキャピタル!」――廣瀬純『シネキャピタル』洛北出版

廣瀬純、『シネキャピタル』、洛北出版、2009年

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 洛北出版ブログによると、新宿西口ブックファーストにて、廣瀬純・人文系入門書選書フェア「死ねキャピタル!」を実施中とのこと。今度行ってみよう。
 先に開催された京都ブックファーストでの廣瀬純選書フェア「先走りしようぜ!」については、ウラゲ☆ツブログに写真あり。

 本そのもの、『シネキャピタル』は、「映画-資本論」であると同時に、「死ね-資本」という資本主義批判。
 本の内容目次などの詳細は、洛北出版サイト(→ココ!)に。
 大きくはジル・ドゥルーズ『シネマ1・2』(法大出版)を基調にした議論ではあるのだけれども、、、型外れに奔放に話が展開されている。ドゥルーズ的映画論であるだけでなく、これまで廣瀬氏自身が訳してこられたパオロ・ヴィルノ『マルチチュードの文法』(月曜社)やトニ・ネグリ『未来派左翼』(NHK出版)などの仕事が、直接・間接に組み込まれ反映されている。

 それにしても本書を開いて驚かされるのは、「イメージ」を問題にしている著作であることを徹底的に強く意識して、1ページ1ページ周到にデザインされていること。表紙装画を描かれた畠中崇氏の挿絵が、多くのページに配置され(とくに「鳥」byヒッチコック)、しかもそれが本文や注の文字列にまで割って入っており、テキストと一体になっていること。
 なお、畠中崇氏のサイトは以下。:畠中崇電脳萬画館

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