今日から盛岡の大学で集中講義「ポストコロニアリズム」/そこで『盛岡冷麺物語』紹介

小西正人、『盛岡冷麺物語』、繋新書(リエゾンパブリッシング)、2007年

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 今日、天誕だというのに(?)、集中講義の開始日。テーマは「ポストコロニアリズム」。
 こうなったら、一コマ目がいきなり天皇と靖国か。場所が岩手県の盛岡ということもあり、東北戊辰戦争の話もしなければ。
 盛岡で話をするということもあり、地元ネタも勉強せねばと、小西正人氏の『盛岡冷麺物語』を手にしてみた。
 もとは「平壌冷麺」で知られた(しかし必ずしも平壌のものだけでなく朝鮮半島各地の)冷麺が、戦後、在日朝鮮人らによって、どのように「盛岡冷麺」と知られる食文化となっていったのか。初めて食堂を出した伝説の第一人者の一世(いまでは故人)にインタヴューをすることで、当時の試行錯誤の苦労話から誕生秘話を解き明かす。
 また、二世が、あるいは日本人が、その後それを盛岡の「食文化」まで変容させたのかを跡づけます。

 講義そのものは、副題を「東北地方から地球の裏側まで」として、幅広く、東北地方からの満州開拓者・南米移民のことや、ユダヤ・ディアスポラそしてブラック・アトランティック、ルワンダ虐殺、イスラエル/パレスチナ問題、文学・哲学まで、テンコ盛りです。映画やドキュメンタリー映像も多用します。

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盛岡冷麺物語[繋新書]
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小西正人

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