イスラエル建国60年の思想的意味と「国民/民族」の行方ーー早尾貴紀『ユダヤとイスラエルのあいだ』
早尾貴紀、『ユダヤとイスラエルのあいだーー民族/国民のアポリア』、青土社、2008年
【一言コメント】
ちょうどイスラエル建国60年にこの本を出しました。
「ユダヤ人国家」とは何なのか、「パレスチナ問題」とは何なのかを、自分自身、根本から考え直そうと試みた一冊です。
たんなる現地ルポや時事論でもなく、あるいは抽象的な思想論でもなく、その中間で踏みとどまろうとしました。そのどちらにも十全に目を配りつつ、両側面について妥協なく論じたつもりです。
ぜひお読みください。
なお、朝日新聞の書評欄(5月18日)で、作家の奥泉光さんに取り上げていただきました。感謝です。
http://book.asahi.com/review/TKY200805200153.html
さらに、週刊金曜日(5月23日号)の「本橋哲也の選ぶ3冊」でも取り上げていただきました。
【目次】
序章 「偽日本人」 と 「偽ユダヤ人」
第一部 「イスラエル」 の原点 普遍性と特殊性のアポリア
第一章 ユダヤ人国家か国民国家か
第二章 ユダヤ人国家か二民族共存か
第三章 マルティン・ブーバーの共同体論と国家
第四章 ハンナ・アーレントと国家創設のプロジェクト
第二部 「イスラエル」 の現在 リベラリストたちの葛藤
第五章 ハンナ・アーレントの 「沈黙」
第六章 ジュディス・バトラーの 「躊躇」
第七章 アイザイア・バーリンの 「矛盾」
第八章 エドワード・サイードの 「格闘」
終章 イスラエル/パレスチナにおける国家理念の行方

【一言コメント】
ちょうどイスラエル建国60年にこの本を出しました。
「ユダヤ人国家」とは何なのか、「パレスチナ問題」とは何なのかを、自分自身、根本から考え直そうと試みた一冊です。
たんなる現地ルポや時事論でもなく、あるいは抽象的な思想論でもなく、その中間で踏みとどまろうとしました。そのどちらにも十全に目を配りつつ、両側面について妥協なく論じたつもりです。
ぜひお読みください。
なお、朝日新聞の書評欄(5月18日)で、作家の奥泉光さんに取り上げていただきました。感謝です。
http://book.asahi.com/review/TKY200805200153.html
さらに、週刊金曜日(5月23日号)の「本橋哲也の選ぶ3冊」でも取り上げていただきました。
【目次】
序章 「偽日本人」 と 「偽ユダヤ人」
第一部 「イスラエル」 の原点 普遍性と特殊性のアポリア
第一章 ユダヤ人国家か国民国家か
第二章 ユダヤ人国家か二民族共存か
第三章 マルティン・ブーバーの共同体論と国家
第四章 ハンナ・アーレントと国家創設のプロジェクト
第二部 「イスラエル」 の現在 リベラリストたちの葛藤
第五章 ハンナ・アーレントの 「沈黙」
第六章 ジュディス・バトラーの 「躊躇」
第七章 アイザイア・バーリンの 「矛盾」
第八章 エドワード・サイードの 「格闘」
終章 イスラエル/パレスチナにおける国家理念の行方
