テーマ:移民

グローバル・ディアスポラ叢書『ラテンアメリカン・ディアスポラ』明石書店

駒井洋[監修]『ラテンアメリカン・ディアスポラ』、明石書店、2010年  前回紹介のグローバル・ディアスポラ叢書の第6巻は、ラテンアメリカ。 【内容】 ヨーロッパの植民地であり移民受け入れ地域であったラテンアメリカは、20世紀以降急速に移民送り出し地域に転じた。プエルトリコ、キューバ、メキシコ、ペルー、アルゼンチン…
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叢書グローバル・ディアスポラ3『中東・北アフリカのディアスポラ』(明石書店)

駒井洋[監修]、宮治美江子[編]、『中東・北アフリカのディアスポラ』、明石書店、2010年  明石書店より、グローバル・ディアスポラ叢書(全6巻)、創刊。同出版社からは、それに先駆けて、私たちも、臼杵陽(監修)/赤尾光春・早尾貴紀(編)『ディアスポラから世界を読む――離散を架橋するために』(2009年)を刊行。ディアスポラ…
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「ディアスポラ」なのか「移民」なのか――伊豫谷登士翁(編)『移動から場所を問う』

伊豫谷登士翁(編)、『移動から場所を問う――現代移民研究の課題』、有信堂、2007年  先の記事で書いた、『ディアスポラから世界を読む』合評会シンポ。コメンテーターの一番手は、移民研究とグローバリゼーション研究で著名な伊豫谷登士翁氏でした。  伊豫谷氏は、やはり「ディアスポラ」概念の意義と有効性の検証にこだわった問題提起…
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生老病死を通じた「共生」を主眼とした移民政策論――『移民政策へのアプローチ』

川村千鶴子・近藤敦・中本博皓(編)、『移民政策へのアプローチ――ライフサイクルと多文化共生』、明石書店、2009年  第一部は、編者三人による導入。川村「なぜライフサイクルなのか」、近藤「移民政策」、中本「人口減少と外国人労働者」。  第二部が「移民の人生――ライフサイクルにそった多文化共生論」  ・ともに生まれる …
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100年前に地元からこんな集団密航移民がいたんだ――新田次郎『密航船水安丸』

新田次郎『密航船水安丸』、講談社文庫、1982年(初版1979年)  1906年、カナダも含めた北米の移民規制が厳しくなってきた時期に、あえて集団密航という手段に打って出た人たちが、宮城県にいたんですね。新田次郎がそれを題材に小説にしたのが、『密航船水安丸』。  宮城県北部米川村の及川甚三郎が、移民した先のカナダ・バンク…
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細川周平『遠きにありてつくるもの』合評会シンポジウム(1月25日/東京)

 以前にも取り上げたことのある本書の合評会を開催します。以下が開催要綱です。  なお主催は、CAPP(アジア太平洋研究センター)で、『ディアスポラと社会変容』を出したところです。    *   *   * ディアスポラ研究会シンポジウム「うたに響くディアスポラ:番外編 細川周平『遠きにありてつくるものーー日系ブ…
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底辺から見続けた記録文学作家・上野英信――満州、ヒロシマ、炭坑、南米移民

川原一之、『闇こそ砦――上野英信の軌跡』、大月書店、2008年  筑豊炭田に生きた記録文学作家・上野英信。もっとも有名なのは、岩波新書の『追われゆく坑夫たち』と『地の底の笑い話』だろうか。  その上野英信の伝記が刊行された。生前の上野英信と親交があり、同じく記録文学者である川原一之氏が、個人的な親交も交えた描いた半生だ。…
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日系移民理解の必読書/ジュニア新書と思えぬ充実した入門書――高橋幸春『日系人の歴史を知ろう』

高橋幸春、『日系人の歴史を知ろう』、岩波ジュニア新書、2008年  岩波ジュニア新書では、ときどき「名著」が生まれる。川北稔『砂糖の世界史』などはそうした一冊だ。いまどきの中高生にすんなり読めるかどうかはさておき、しかしそうした層から読めることを念頭において論述された入門書で、しかし内容や質を落とさずに伝えることに成功して…
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移民労働者導入政策と非正規・不安定雇用問題とを同時に考える――『オルタ 特集 労働開国?』

『オルタ』2008年11・12月号 特集「労働開国?――移民・外国人労働者・フリーター」  毎号紹介しています、アジア太平洋資料センター(PARC)で出している雑誌『オルタ』。今回は、労働問題を、移民/外国人労働者問題と、不安定/非正規雇用問題とを結びつけて考える特集です。  まずは編集部からの特集紹介。 ここ…
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言語・唄・芸能から読み取る日系ブラジル人の「故郷」――細川周平『遠きにありてつくるもの』みすず書房

細川周平、『遠きにありてつくるもの――日系ブラジル人の思い・ことば・芸能』(みすず書房、2008年)  短歌や俳句、音楽や踊り、言語(単語の借用から言語学説)、そういった文化実践を網羅するがごとく調査。日系人移民が、文化変容を通して、いかに「故郷」とのアンビバレントな関係をもっていたのかが、多面的に論じられ、全470頁にも…
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ブラジル移民100年ーー日本の移民政策の隠された歴史と翻弄された人びとを描く長篇小説『移民の譜』

麻野涼、『移民の譜(うた)ーー東京・サンパウロ殺人交点』、徳間文庫、2008年  1908年6月18日に第1回のブラジル移民船が出てから、ちょうど100年になる。この本は、それを期にして、文庫化されたものだ(原題『天皇の船』文藝春秋、2000年)。  戦前の意味は、貧困な農村の人減らしが多かったが、戦後直後は戦地・植…
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地域が国家を超えるときーー移民社会・多文化社会はすでに現実である

川村千鶴子(編著)『 「移民国家日本」と多文化共生論ーー多文化都市・新宿の深層』明石書店、2008年    先の『ディアスポラと社会変容』と『現代思想 隣の外国人』に続く、ディアスポラ論集第三弾、といったところでしょうか。多文化社会研究会を主宰する、友人の川村千鶴子さんによる編集の論文集です。  編者の川村さんと執筆者の…
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