テーマ:梅木達郎

ジャン・ジュネの伝説的な名ルポルタージュ、単行本となって刊行!『シャティーラの四時間』インスクリプト

ジャン・ジュネ『シャティーラの四時間』(鵜飼哲/梅木達郎=訳)、インスプリプト、2010年  昔の『インパクション』51号でしか読めなかった、ジュネ、伝説のルポルタージュ。インタヴューや関連資料やジュネ論を併せて、ついに一冊に。  1982年、イスラエルはレバノン侵攻。当時レバノンを拠点にイスラエルへの抵抗運動をして…
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3月5日は梅木達郎さんの命日です

梅木達郎、『支配なき公共性ーーデリダ・灰・複数性』、洛北出版、2005年、他  2005年に梅木さんが亡くなってから5年が経ちました。ミシェル・ドゥギーの来日のお知らせもありましたし、まだまだ梅木さんの仕事は呼び起こされますし、実はこれからも梅木さんの残した翻訳が刊行されるのを待っているものがあります。生きていたなら、もっ…
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ミシェル・ドゥギー氏来日、講演・詩朗読など(3月17~19日、東京、仙台、福岡)

ミシェル・ドゥギー『愛着――ミシェル・ドゥギー選集』、丸山誠司訳、書肆山田、2008年 ミッシェル・ドゥギー、『尽き果てることなきものへ――喪をめぐる省察』、梅木達郎訳、松籟社、2000年  以前にも紹介したことのある、『愛着――ミシェル・ドゥギー選集』(丸山誠司訳)の刊行を契機に、著者のドゥギー氏が来日!  3月17…
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群島論の底流にはジャン・ジュネ/梅木達郎の〈放浪〉が響いている――今福龍太・吉増剛造『アーキペラゴ』

今福龍太・吉増剛造『アーキペラゴ――群島としての世界へ』、2006年 今福龍太、『群島-世界論』、岩波書店、2008年  先日、東大UTCPで「群島的思考――日本における移動する理論」というセミナーが開かれ、報告者であるデンニッツァ・ガブラコヴァさんと、UTCPリーダーの小林康夫さんとのあいだで、興味深い討議が交わされた…
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隠れた名ジュネ論、梅木達郎『放浪文学論――ジャン・ジュネの余白に』

梅木達郎、『放浪文学論――ジャン・ジュネの余白に』、 東北大学出版会、1997年  また梅木さんについて。  彼は、デリダと、そしてジュネに没頭していた。ジュネのなかに、重要な主題を抉る視角をたくさん見いだしていた。国家、民族、家族、性、暴力、記憶、アイデンティティ。ジュネのテクストは、それらを取り上げてみては、次々と…
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梅木達郎の翻訳書を三冊まとめて紹介する――デリダ、ドゥギー、崇高論集

◆ジャック・デリダ、『火ここになき灰』、梅木達郎訳、松籟社、2003年 ◆ミッシェル・ドゥギー、『尽き果てることなきものへ――喪をめぐる省察』、梅木達郎訳、松籟社、2000年 ◆ミシェル・ドゥギー、他著、『崇高とは何か』、梅木達郎訳、法政大学出版局、1999年  梅木さんの『支配なき公共性』(洛北出版)の紹介ついでに、…
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宮崎裕助『判断と崇高』の刊行をきっかけに、梅木達郎『支配なき公共性』(洛北出版)を再読する

梅木達郎、『支配なき公共性ーーデリダ・灰・複数性』、洛北出版、2005年  宮崎裕助『判断と崇高』を取り上げたついでに、梅木さんの『支配なき公共性』を再掲。 第一部  崇高論をめぐって――弁証法から誇張法へ  喪をめぐる省察――ドゥギー『尽き果てることなきものへ』  灰を読むジャック・デリダ  テクストを支配…
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宮崎裕助『判断と崇高』――カントの『判断力批判』からデリダの『法の力』にいたるラディカルな論理展開

宮崎裕助、『判断と崇高――カント美学のポリティクス』、知泉書館、2009年  本書の主題にも副題にも明示はされていないが(しかし知る人が見れば明白かもしれないが)、本書は狭義のカント研究書ではない。カントの第三批判『判断力批判』から読み取られる「判断/決断/決定」の問題を、最終的にはジャック・デリダの『法の力』および『友愛…
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「他者」の哲学的な認識について――梅木達郎『サルトル』NHK出版

梅木達郎『サルトル――失われた直接性をもとめて』NHK出版、2006年  前回紹介した金泰明氏の著作を読んで、梅木さんの『サルトル』を読み返した。  というのも、NHK出版の担当編者が同じであったこと、それから通底するテーマとして、「他者とのつながり」について、少し違う角度からの哲学的な認識について考えたかったということ…
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〈脱構築〉以降の「政治」や「正義」の所在、あり方を模索ーー梅木達郎『支配なき公共性』

梅木達郎、『支配なき公共性ーーデリダ・灰・複数性』、洛北出版、2005年  『『明るい部屋』の秘密』に収録された梅木さんの「現前という狂気」を読んで、『支配なき公共性』のほうも結局読み返した(詳細目次・内容紹介は、洛北出版サイトへ)。 第一部  崇高論をめぐって――弁証法から誇張法へ  喪をめぐる省察――ミッシェ…
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「ロラン・バルト『明るい部屋』」論集成ーー「写真」の明証性(真実を写す?)をめぐる考察の数々

青弓社編集部(編)、『『明るい部屋』の秘密ーーロラン・バルトと写真の彼方へ』、青弓社、2008年  ロラン・バルトの『明るい部屋』(日本語訳はみすず書房)は、バルトの遺作にして、特異な写真論。そして本書は、ただのバルト論集ではなく、『明るい部屋』論集!  それにしても、一冊の書物をめぐってここまで多くの人が論じているとは…
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