テーマ:ディアスポラ

シオニズム研究の決定版! 臼杵陽監修、赤尾光春・早尾貴紀編『シオニズムの解剖』(人文書院)

臼杵陽監修、赤尾光春・早尾貴紀編『シオニズムの解剖ーー現代ユダヤ世界におけるディアスポラとイスラエルの相克』(人文書院、2011年)  私も企画から関わり、編集・執筆した『シオニズムの解剖ーー現代ユダヤ世界におけるディアスポラとイスラエルの相克』(人文書院)が刊行されました。シオニズムに関する日本語圏での初めての総合的な論…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

グローバル・ディアスポラ叢書『ラテンアメリカン・ディアスポラ』明石書店

駒井洋[監修]『ラテンアメリカン・ディアスポラ』、明石書店、2010年  前回紹介のグローバル・ディアスポラ叢書の第6巻は、ラテンアメリカ。 【内容】 ヨーロッパの植民地であり移民受け入れ地域であったラテンアメリカは、20世紀以降急速に移民送り出し地域に転じた。プエルトリコ、キューバ、メキシコ、ペルー、アルゼンチン…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

叢書グローバル・ディアスポラ3『中東・北アフリカのディアスポラ』(明石書店)

駒井洋[監修]、宮治美江子[編]、『中東・北アフリカのディアスポラ』、明石書店、2010年  明石書店より、グローバル・ディアスポラ叢書(全6巻)、創刊。同出版社からは、それに先駆けて、私たちも、臼杵陽(監修)/赤尾光春・早尾貴紀(編)『ディアスポラから世界を読む――離散を架橋するために』(2009年)を刊行。ディアスポラ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

移動と越境から、国籍や民族や公共圏を問い直す、『国民国家の境界』(日本経済評論社)

加藤哲郎他編、『国民国家の境界ーー政治を問い直す1』(日本経済評論社、2010)  第3章を書かれた鳥山淳さんからご献本をいただきました。ありがとうございます。  同章は、戦中から戦後にかけての時代、すなわち、植民地とされた朝鮮・台湾が日本から切り離される一方で、沖縄が米軍統治下へと入れられることによって、「国民」の境界…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ディアスポラ小説、黄ソギョン『パリデギーー脱北少女の物語』(青柳優子訳、岩波書店)

黄ソギョン『パリデギーー脱北少女の物語』(青柳優子訳、岩波書店、2009年)  前回紹介した金起林を訳した青柳優子氏による翻訳である本書は、やはり植民地問題に深く根ざす現代作家・黄ソギョン氏の小説である。  著者自身、満州の新京生まれで、日本の敗戦後に母方の故郷の平壌に移住。さらに南北分断の直前47年にソウルに移住。作家…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ホスト・コミュニティと移住者コミュニティの分析モデル――エリアス、他『定着者と部外者』

ノルベルト・エリアス/ジョン・スコットソン、『定着者と部外者――コミュニティの社会学』(大平章訳、法政大学出版局、2009年)  本書について、『図書新聞』(12月12日号)に書評を書きました。  以下は、そのほんの冒頭部分です。  本書の表題は「定着者と部外者」と堅苦しいが、最近より流通している言葉で置き換えれば、ホ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【ディアスポラの理論と思想を考える11冊】――ブックリスト・7/7

【ディアスポラの理論と思想を考える11冊】/「ディアスポラ」から世界を読み直すためのブックリスト・増補改訂の77冊  「ディアスポラ」から世界を読み直すためのブックリスト・増補改訂の77冊の最後、11冊×7セットの7回目は、【ディアスポラの理論と思想を考える11冊】です。紀伊国屋書店新宿南店でやっているブックフェアは明日で…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【ブラック・ディアスポラを考える11冊】――ブックリスト・6/7

【ブラック・ディアスポラを考える11冊】/「ディアスポラ」から世界を読み直すためのブックリスト・増補改訂の77冊  「ディアスポラ」と言えば、ユダヤ・ディアスポラの次に、人口に膾炙しているのが「ブラック・ディアスポラ」。ということで、第6回は【ブラック・ディアスポラを考える11冊】です。  「ヨーロッパ近代」の成立におい…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【「元祖ディアスポラ」のユダヤと中東パレスチナ問題を考える11冊】ーーブックリスト・5/7

【「元祖ディアスポラ」のユダヤと中東パレスチナ問題を考える11冊】/「ディアスポラ」から世界を読み直すためのブックリスト・増補改訂の77冊  ディアスポラ・ブックリスト7項目各11冊の第5段は、【「元祖ディアスポラ」のユダヤと中東パレスチナ問題を考える11冊】。そもそもディアスポラへの問いは、ボヤーリン兄弟『ディアスポラの…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【ジェンダー/セクシャリティとディアスポラを考える11冊】――ブックリスト・4/7

【ジェンダー/セクシャリティとディアスポラを考える11冊】/「ディアスポラ」から世界を読み直すためのブックリスト・増補改訂の77冊  ディアスポラから世界をよ見なすためのブックリスト77(11冊×7項目)の第4回は、【ジェンダー/セクシャリティとディアスポラを考える11冊】。もちろんこれも便宜的な区分でしかなくて、一冊…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【ディアスポラから日本、中国/台湾、東アジアを問う11冊】――ブックリスト・3/7

【ディアスポラから日本、中国/台湾、東アジアを問う11冊】/「ディアスポラ」から世界を読み直すためのブックリスト・増補改訂の77冊  7項目各11冊のリスト化の第三回は、前回のコリアン・ディアスポラ以外の日本も含めた、【ディアスポラから日本、中国/台湾、東アジアを問う11冊】。コリアン・ディアスポラに比して、日本は重厚な「…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【コリアン・ディアスポラ関係の11冊】――ブックリスト・2/7

【コリアン・ディアスポラ関係の11冊】/「ディアスポラ」から世界を読み直すためのブックリスト・増補改訂の77冊  ディアスポラ・ブックリスト50、あらため増補改訂の77冊(7×11)の第二回は、【コリアン・ディアスポラ関係の11冊】です。当初、日本、中国なども含めて、「東アジア」の括りにしていたのですが、それではあまりに冊…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

【ディアスポラから〈世界〉を読む11冊】――ブックリスト・1/7

【ディアスポラから〈世界〉を読む11冊】/「ディアスポラ」から世界を読み直すためのブックリスト・増補改訂の77冊  10月下旬まで紀伊国屋書店新宿南店で開催中のブックフェア「異郷を生きるーーディアスポラ論からの問いかけ」では、「ディアスポラ研究の現在」と「ブックガイド50冊リスト」を掲載したパンフレットを売り場で無料配布し…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

山形国際ドキュメンタリー映画祭で、テレサ・ハッキョン・チャの映像特集/『ディクテ』と『異郷の身体』

◆テレサ・ハッキョン・チャ『ディクテーー韓国系アメリカ人女性アーティストによる自伝的エクリチュール』、池内靖子訳、青土社、2003年 ◆池内靖子/西成彦(編)『異郷の身体ーーテレサ・ハッキョン・チャをめぐって』、人文書院、2006年  明日から山形国際ドキュメンタリー映画祭が開催されます。とくに今回楽しみなのは、特集「シ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ディアスポラを語る書店トーク、二夜連続:本橋哲也&浜邦彦(10/11)、臼杵陽&徐京植(10/12)

紀伊国屋書店新宿南店、二夜連続トークイベント ◆本橋哲也&浜邦彦:「離散体験は何を語るか」 ◆徐京植&臼杵陽:「追放、半難民、方法としてのディアスポラ」  『ディアスポラから世界を読む』(明石書店)の刊行を記念して、紀伊國屋書店新宿南店5階人文書コーナーにて、でブックフェア「異郷を生きる――ディアスポラ論からの問いか…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ブックフェア「異郷を生きる――ディアスポラ論からの問いかけ」開催中!(10月いっぱい)

ブックフェア「異郷を生きる――ディアスポラ論からの問いかけ」(紀伊国屋書店新宿南店)  『ディアスポラから世界を読む』(明石書店)の刊行を記念して、紀伊國屋書店新宿南店5階人文書コーナーにて、でブックフェア「異郷を生きる――ディアスポラ論からの問いかけ」を開催中です。ぜひ足をお運びください。  また売り場にて、ブック…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「ディアスポラ」がユダヤ人・パレスチナ人の体験と東アジアとを架橋する――徐京植『ディアスポラ紀行』

徐京植、『ディアスポラ紀行――追放された者のまなざし』、岩波新書、2005年  最近ある場で、『ディアスポラから世界を読む』(共編、明石書店)について、主に自分の書いた「ディアスポラと本来性」を中心に話をしたところ、一部の参加者から、「ヨーロパのユダヤ人差別とか、パレスチナ/イスラエル問題とか、でもやっぱり遠い世界のことと…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「ディアスポラ」なのか「移民」なのか――伊豫谷登士翁(編)『移動から場所を問う』

伊豫谷登士翁(編)、『移動から場所を問う――現代移民研究の課題』、有信堂、2007年  先の記事で書いた、『ディアスポラから世界を読む』合評会シンポ。コメンテーターの一番手は、移民研究とグローバリゼーション研究で著名な伊豫谷登士翁氏でした。  伊豫谷氏は、やはり「ディアスポラ」概念の意義と有効性の検証にこだわった問題提起…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

臼杵監修/赤尾・早尾編『ディアスポラから世界を読む』合評会シンポジウムが盛況のうちに終了

臼杵陽(監修)/赤尾光春・早尾貴紀(編) 『ディアスポラから世界を読む――離散を架橋するために』 明石書店、2009年  26日に、臼杵陽(監修)/赤尾光春・早尾貴紀(編)『ディアスポラから世界を読む――離散を架橋するために』(明石書店)の合評会シンポジウムをしました。  たいへんな盛り上がりで、執筆者側もほぼ全員が…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

7月26日、臼杵陽編『ディアスポラから世界を読む――離散を架橋するために』合評会シンポジウム

臼杵陽(監修)/赤尾光春・早尾貴紀(編) 『ディアスポラから世界を読む――離散を架橋するために』 明石書店、2009年  先日刊行されたばかりの『ディアスポラから世界を読む――離散を架橋するために』の合評会シンポジウムが、今度の日曜日7月26日に東京で開催されます。ぜひご参加を!  評者には、移民研究・グローバリ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

臼杵陽監修/赤尾光春・早尾貴紀編『ディアスポラから世界を読む』(明石書店)、ついに刊行!

臼杵陽(監修)/赤尾光春・早尾貴紀(編) 『ディアスポラから世界を読む――離散を架橋するために』 明石書店、2009年  二年前に同タイトルでワークショップをおこないました。そのときから論集化を前提として、完成度の高い報告・草稿と討議を積み重ねてきました。満を持しての刊行です。(担当の兵頭さん、ありがとうございました!…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

イスラエルが建国失敗しユダヤ人が再ディアスポラした世界で――小説『ユダヤ警官同盟』(新潮文庫)

マイケル・シェイボン『ユダヤ警官同盟(上・下)』、黒原敏行訳、新潮文庫、2009年  新潮文庫の海外翻訳ものハードボイルド小説の新刊。  設定がものすごい。1948年に建国されたイスラエルは中東戦争に敗北し滅亡。ユダヤ人の離散がさらに開始された。そのなかで、アメリカ・アラスカ州沿岸のバラノフ島にユダヤ人入植地が建設され、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「ディアスポラ」の理論化と応用への試み――野口道彦他『批判的ディアスポラ論とマイノリティ』

野口道彦/戴エイカ/島和博(著)、  『批判的ディアスポラ論とマイノリティ』、    明石書店、2009年 【もくじ】 第1章 戴エイカ ディアスポラ          ーー拡散する用法と研究概念としての可能性 第2章 戴エイカ アフリカン・ディアスポラ研究の展開 第3章 戴エイカ 在日コリアン青年の学びあう場…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

2月6日シンポジウム「ディアスポラの力を結集する――ギルロイ、スピヴァク、ボヤーリン」

シンポジウム「ディアスポラの力を結集する ーーギルロイ、スピヴァク、ボヤーリン兄弟」(2月6日:東京)  CAPPディアスポラ研究会シンポジウム「ディアスポラの力を結集するーーギルロイ、スピヴァク、ボヤーリン兄弟」(2月6日:東京)の案内です。  ぜひご参加ください。 【開催趣旨】  ユダヤ・ディアスポラの…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

細川周平『遠きにありてつくるもの』合評会シンポジウム(1月25日/東京)

 以前にも取り上げたことのある本書の合評会を開催します。以下が開催要綱です。  なお主催は、CAPP(アジア太平洋研究センター)で、『ディアスポラと社会変容』を出したところです。    *   *   * ディアスポラ研究会シンポジウム「うたに響くディアスポラ:番外編 細川周平『遠きにありてつくるものーー日系ブ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

言語・唄・芸能から読み取る日系ブラジル人の「故郷」――細川周平『遠きにありてつくるもの』みすず書房

細川周平、『遠きにありてつくるもの――日系ブラジル人の思い・ことば・芸能』(みすず書房、2008年)  短歌や俳句、音楽や踊り、言語(単語の借用から言語学説)、そういった文化実践を網羅するがごとく調査。日系人移民が、文化変容を通して、いかに「故郷」とのアンビバレントな関係をもっていたのかが、多面的に論じられ、全470頁にも…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

書評誌二紙がボヤーリン兄弟『ディアスポラの力』をとりあげるーー合田正人氏と上野俊哉氏

ジョナサン・ボヤーリン、ダニエル・ボヤーリン(著) 『ディアスポラの力ーーユダヤ文化の今日性をめぐる試論』  赤尾光春・早尾貴紀(訳)、平凡社、2008年  刊行してすぐにここに案内を出したボヤーリン兄弟『ディアスポラの力』ですが、、『図書新聞』9月6日号と『週刊読書人』9月12日号で扱われました!   …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ユダヤ・ディアスポラの普遍化可能性に向けてーーボヤーリン兄弟『ディアスポラの力』

ジョナサン・ボヤーリン、ダニエル・ボヤーリン(著) 『ディアスポラの力ーーユダヤ文化の今日性をめぐる試論』  赤尾光春・早尾貴紀(訳)、平凡社、2008年  (スキャナの関係で黄色っぽく見えますが、↑ 現物はもっと緑色に近いです。)  とうとう出ました、日本で初紹介となるボヤーリン兄弟のユダヤ・ディアスポラ論! …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

マイノリティ/移住者/ディアスポラをめぐる総合的討議の記録ーー『ディアスポラと社会変容』

『ディアスポラと社会変容ーーアジア系・アフリカ系移住者と多文化共生の課題』 武者小路公秀 監修・浜邦彦・早尾貴紀 編、国際書院、2008年  海外からのメイン・パネリストに、ドゥドゥ・ディエン氏やリサ・ロウ氏を招き、国内ディスカッサントも各分野の若手研究者・活動家を招聘。コリアン・ディアスポラ、チャイニーズ・ディアスポラ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『現代思想 特集 隣の外国人ーー異郷に生きる』/ディアスポラ思想の新展開

 『現代思想』(青土社)の2007年6月号の特集は、「隣の外国人ーー異郷に生きる」です。  これからいくつか、ディアスポラの思想に関する論集を紹介していきますが、これはその第一弾とも言える画期的な取り組みであったと思います。  私が、担当編者と相談しつつ企画に協力しました。友人関係も多く参加しています。  結果的には、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more