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zoom RSS 丸川氏新刊合評会(31日)でコメンテーターの麻生晴一郎氏の中国論『反日、暴動、バブル』(光文社新書)

<<   作成日時 : 2010/01/29 12:00   >>

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麻生晴一郎、『反日、暴動、バブルーー新聞・テレビが報じない中国』(光文社新書、2009年)

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 すでに案内を出しましたように、今度の日曜日、1月31日に、丸川哲史氏の新刊『ポスト〈改革開放〉の中国』(作品社)の合評会をおこないます。
 評者を二人呼びました。一人は、『現代思想』の名物編集長、池上善彦氏。丸川さんと竹内好研究会をしてきた方でもあります。そしてもうお一方が、『反日、暴動、バブル』の著者で、中国専門のジャーナリスト麻生晴一郎氏。

 会場では、麻生さんの新書も販売します。
 本書は、タイトルがやや煽情的で、先入見をもたれるかもしれませんが、実際に読んでみると、ひじょうに誠実な現代中国論であり、現在進行形で変化してゆく中国社会の貴重なルポルタージュでもあります。
 麻生さんは、日本人が、一方で中国を見るときに政府や党指導部ばかりを見るか、他方で新しい中国文化(映画やドラマや小説など)に注目するときには、政治を切り捨ててしまう、といった傾向を批判します。中国社会の内部の、市井の人びと、つまり社会意識をもちときには公然と抗議運動を展開する市民社会の存在を無視しているのは、日本の中国認識から欠落しているわけです。
 中国を「反日/親日」というどちらかのレッテルで括ろうとするのも、同じ欠落に由来します。
 そうではなく、中国に「知日」の人びとが多く存在すること、逆に言えばそれは日本側もまたもっと中国社会を知らなければならないということでもあります。
 その一歩として、ぜひ本書もお読みください。
 そしてまた31日合評会にご参加ください。

(転送歓迎)
 
 2010年1月31日(日)
  丸川哲史『ポスト〈改革開放〉の中国−−
   新たな段階に突入した中国社会・経済』(作品社刊)
  の合評会開催の案内


 アジア太平洋研究センター(東京麻布台)の「東アジア共同体構築の条件」研究会の主催で、2010年1月31日に、丸川哲史さんの近刊書『ポスト〈改革開放〉の中国−−新たな段階に突入した中国社会・経済』(作品社)の合評会を開催いたします。

 この1月に刊行されたばかりの同書は、中国・台湾・日本の戦後史を政治経済と文化思想の両面から熟知する丸川哲史氏が、2007年から08年にかけて中国に滞在、急速に変貌していく中国社会を体験されたうえで、中国の現在と今後について考察を深められた、待望の新刊です。読者には、東アジアを論じる上で不可欠の中国理解を、丸川さんならでは多角的な視点とリアルな感覚からもたらしてくれるでしょう。

 この合評会では、丸川さんのほかに、評者として、長年の中国在住経験をもち中国評論家としても著名な麻生晴一郎さん(近著に『反日、暴動、バブル−−新聞・テレビが報じない中国』光文社新書)と、雑
誌『現代思想』の編集長で、竹内好やアジア主義に造詣の深い池上善彦さんをお迎えします。

(なお当日の参考文献として、丸川さんが今月ほぼ同時に刊行された『竹内好−−アジアとの出会い』河出ブックスも挙げておきます。)


 【日時】:2010年1月31日(日)14:00-17:00
 【会場】:東京麻布台セミナーハウス4階中会議室
  (港区麻布台1-11-5/日比谷線神谷町駅から東京タワー方向へ徒歩3分) 
 【入場】:無料

 【プログラム】
  丸川哲史『ポスト〈改革開放〉の中国』へのコメント
   麻生晴一郎(30分)
   池上善彦(30分)
  著者リプライ:丸川哲史(30分)
   休憩10分
  総合討議(80分)

  司会・コーディネート:早尾貴紀

◆丸川哲史(明治大学):主著『台湾、ポストコロニアルの身体』(青土社)、『日中一〇〇年史』(光文社新書)、『冷戦文化論』(双風舎)など
◆麻生晴一郎(中国評論家):主著『反日、暴動、バブル』(光文社新書)、『こころ熱く武骨でうざったい中国』(情報センター出版局)など
◆池上善彦(編集者):雑誌『現代思想』 (青土社)編集長


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