【ディアスポラから日本、中国/台湾、東アジアを問う11冊】――ブックリスト・3/7

【ディアスポラから日本、中国/台湾、東アジアを問う11冊】/「ディアスポラ」から世界を読み直すためのブックリスト・増補改訂の77冊

画像


 7項目各11冊のリスト化の第三回は、前回のコリアン・ディアスポラ以外の日本も含めた、【ディアスポラから日本、中国/台湾、東アジアを問う11冊】。コリアン・ディアスポラに比して、日本は重厚な「移民(史)研究」があり、ほとんどディアスポラという用語が使われてこなかったですし、中国系にしても「華僑/華人」という言葉がひじょうに強く、結局日本語圏で「ディアスポラ」と明記した研究書は、それぞれ一冊ずつしかないようです。
 が、その言葉を意識的に使うかどうかはさておき、ディアスポラ的な民の離散は確実にあるわけで、以下のような11冊を選んでみました。

【ディアスポラから日本、中国/台湾、東アジアを問う11冊】

◆足立伸子(編)『ジャパニーズ・ディアスポラ――埋もれた過去・闘争の現在・不確かな未来』(吉田正紀・伊藤雅俊訳、新泉社、2008年)
◆細川周平『遠きにありてつくるもの――日系ブラジル人の思い・ことば・芸能』(みすず書房、2008年)
◆姜信子『イリオモテ』(岩波書店、2009年)
◆西成彦、原毅彦(編)『複数の沖縄――ディアスポラから希望へ』(人文書院、2003年)
◆テッサ・モーリス=鈴木『辺境から眺める――アイヌが経験する近代』(大川正彦訳、みすず書房、2000年)
◆川村千鶴子(編)『「移民国家日本」と多文化共生論――多文化都市・新宿の深層』(明石書店、2008年)
◆陳天璽『華人ディアスポラ――華商のネットワークとアイデンティティ』(明石書店、2001年)
◆譚路美、劉傑『新華僑 老華僑――変容する日本の中国人社会』(文春新書、2008年)
◆王恩美『東アジア現代史のなかの韓国華僑――冷戦体制と「祖国」意識』(三元社、2008年)
◆丸川哲史『台湾、ポストコロニアルの身体』(青土社、2000年)
◆姜信子『安住しない私たちの文化――東アジア流浪』(晶文社、2002年)

にほんブログ村 本ブログ 学術・専門書へ