【コリアン・ディアスポラ関係の11冊】――ブックリスト・2/7

【コリアン・ディアスポラ関係の11冊】/「ディアスポラ」から世界を読み直すためのブックリスト・増補改訂の77冊

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 ディアスポラ・ブックリスト50、あらため増補改訂の77冊(7×11)の第二回は、【コリアン・ディアスポラ関係の11冊】です。当初、日本、中国なども含めて、「東アジア」の括りにしていたのですが、それではあまりに冊数が少なくて、重要な本が抜け落ちてしまっていたのと、日本にとっての最大の「内なる他者」であるのは在日朝鮮人であること、そしてやはりアジアで「ディアスポラ」という用語がもっとも使われているのがコリアン・ディアスポラだと思いますので、この際コリアン・ディアスポラで項目を独立させることにしました。
 いろいろ取捨選択には迷いましたが、精選はできたかと思います。

【コリアン・ディアスポラ関係の11冊】

◆徐京植『半難民の位置から――戦後責任論争と在日朝鮮人』(影書房、2002年)
◆ソニア・リャン『コリアン・ディアスポラ――在日朝鮮人とアイデンティティ』(中西恭子訳、明石書店、2005年)
◆高全恵星(監修)『ディアスポラとしてのコリアン――北米、東アジア、中央アジア』(柏崎千佳子訳、新幹社、2007年)
◆宋安鍾『在日音楽の100年』(青土社、2009年)
◆テッサ・モーリス=スズキ『北朝鮮へのエクソダス――「帰国事業」の影をたどる』(田代泰子訳、朝日新聞社、2007年)
◆姜信子『棄郷ノート』(作品社、2000年)
◆姜信子、アン・ビクトル『追放の高麗人――天然の美と百年の記憶』(石風社、2002年)
◆金時鐘『「在日」のはざまで』(平凡社ライブラリー、2001年)
◆金石範『国境を越えるもの――「在日」の文学と政治』(文藝春秋、2004年)
◆金賛汀『在日、激動の百年』(朝日選書、2004年)
◆文京洙『在日朝鮮人問題の起源』(クレイン、2007年)

 それにしても、徐さんの「半難民」というのは、ただの「難民」ではなく「移民」でもなくというところで、ディアスポラの歴史性と政治性を見事に捉えた造語だと思いました。

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在日音楽の100年
青土社
宋 安鍾

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