普天間基地移設問題、テレメンタリーで特集、『けーし風』で辺野古の環境アセス特集、民主は妥協

『新沖縄フォーラム 〈季刊〉 けーし風(かじ)』第64号(2009年9月)
 特集:辺野古・環境アセスはいま


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 今朝の新聞に、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題について、民主党が国外・県外移設の公約を破棄し、辺野古案を踏襲する方向に転換したという記事が出ている。予想されたことではあるけども、社民との連立の意義も見直されることになりそう。

 6日には、テレメンタリー(テレ朝系の深夜のドキュメンタリー)で、「狙われた海~沖縄・大浦湾 幻の軍港計画50年」が放送された。番組では、かつての基地計画が地元漁師らの反対運動で阻止された歴史と、そして現在の地元住民らが援助や雇用などを盾に取られて基地との「共生」を強いられ苦悩する様子を伝えていた。
1962年、米軍が突然、大浦湾を爆破するという事件が起きた。「サンゴの浅瀬を爆破して軍港にするのだ」と漁師らは直感し反対に立ち上がった。
当時の新聞記者は、原子力潜水艦も寄港できる一大軍港計画があると見抜く。そして1966年に作られた詳細な「大浦湾の軍港計画」がアメリカ軍の資料で明らかになる。しかもそれが現在進行中の「普天間基地代替施設」の移設計画のベースになったことを示唆するメールも入手。
番組では、基地負担軽減をうたう米軍再編の欺瞞とともに、当時立ち上がった老漁師と、50年、基地経済にからめとられる現代の漁師たちとを対比させながら、日米の安保の犠牲になる地域に必死に生きる人々の心情を描き出す。


 『けーし風』最新号64号も、移設先となる辺野古の特集。現地ではとにかく移設ありきのメチャクチャな環境アセスが違法なかたちで行なわれ、基地移設の下地がつくられている。問題点を多角的に検証する総力特集。
 他に、キャンプ・ハンセンの機能強化問題、総選挙と沖縄(新崎盛暉)、アレン・ネルソン追悼、沖縄県立美術館問題への声明文、など、重要な記事が並んでいます。
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