6月14日(日)ティーチイン沖縄で、宮城晴美さん講演――『新版 母の遺したもの』

宮城晴美、『新版 母の遺したもの――沖縄・座間味島「集団自決」の新しい事実』、高文研、2008年(初版2000年)

画像


 今度の日曜日6月14日に、以下に案内をつけましたように、連続ティーチイン沖縄が開催されます。
 座間味島の「集団自決」における日本軍の責任、そしてとりわけ女性を「自決」へと追いやった純潔イデオロギーの問題について、『新版 母の遺したもの』を刊行した宮城晴美さんが講演されます。
『母の遺したもの』目次
第一部 母・宮城初枝の手記「血ぬられた座間味島」
第二部 「集団自決」――惨劇の光景
第三部 海上特攻の秘密基地となって
第四部 母・初枝の遺言――生き残ったものの苦悩

 また、すでに取り上げたことのある『沖縄・問いを立てる』シリーズの第4巻『友軍とガマ――沖縄戦の記憶』にも、宮城さんは座間味島の「集団自決」についての論考を寄せておられる他、第3巻『撹乱する島――ジェンダー的視点』では、阿部小涼さんが「「集団自決」をめぐる証言の領域と行為遂行性」という論考で、この問題を詳細に分析しています。

 以下、案内の転載。
 沖縄県那覇市歴史博物館の主任研究員で女性史家の宮城晴美氏をお招きして、著書『母の遺したもの』の改訂版刊行にかんする経緯と沖縄県の戦中・戦後史のメタ・ヒストリーを語っていただき、社会評論社刊の『沖縄・問いを立てる』シリーズをテキストに沖縄を巡る批評理論を考えます。
 沖縄のビデオアーティスト・山城知佳子さんの映像上映も予定しています。多くのかたにご参集いただけますように。
 転送歓迎です。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
連続ティーチイン沖縄・早稲田大学琉球沖縄研究所 共催
「沖縄 問いを立てる」シリーズ:
第四巻『友軍とガマ 沖縄戦の記憶』(屋嘉比収編)をめぐって

会場:早稲田大学 小野講堂
日時:2009年6月14日(日)
午後1時(受付12時半より)~5時

講演:宮城晴美さん(沖縄女性史・沖縄近現代史研究)
「ジェンダーの視点から改めて「集団自決」を問う」
コメント:
 東琢磨さん(広島在住、思想家・音楽評論)
前嵩西一馬さん(琉球・沖縄研究所客員講師、文化人類学・沖縄研究)

その後:みんなで車座ティーチイン
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 なお、この座間味島を含む慶良間諸島での「集団自決」について、多くの証言を集めた貴重なルポルタージュとして、沖縄タイムス編集委員の謝花直美『証言 沖縄「集団自決」――慶良間諸島で何が起きたか』(岩波新書、2008年)がある。
にほんブログ村 本ブログ 学術・専門書へ