『ビッグイシュー日本版』100号!

ホームレスの仕事をつくり自立を応援する『ビッグイシュー日本版』100号(2008年8月1日)刊行!

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 ビッグイシュー日本版の公式サイトはここ
 → http://www.bigissue.jp/

 ロンドンで始まり、世界に広まりつつある THE BIG ISSUE の日本版。2003年から刊行され、現在毎月1日と15日の二回刊行で、とうとう100号に達しました。本屋での販売は原則としてなくて、街角にいる販売員から直接購入することで、定価300円のうち160円が販売員の収入になるというシステムになっています。
 もちろん意識的に買う側としては、「ホームレス支援」ということはありますけれども、まずふらっと300円を出して買う雑誌としては、それだけの内容のある雑誌だと思います。社会問題、エンタテイメント(映画や書籍や音楽など)など、情報やオピニオンがいろいろ。私はよく駅前で買って、電車で読むことが多く、読み終えた後は、まだ『ビッグイシュー』を知らない友人・知人などに宣伝がてらあげてしまいます。
 ちなみに今号は、100号記念のインタヴューが香山リカ氏。それから特集が「戦争は克服できる」として、アメリカの元国務省職員で平和活動家になったアン・ライト氏のインタヴュー、国際法学者の阿部浩己氏、元レバノン大使の天木直人氏。などなど。

 5年やって、100号。でもまだ知名度はそれほどではないのでしょうかね。先日、東京のとある大きな大学の若手の研究者たちが集まる場で、フリ-ターや非正規雇用やホームレスなどが話題になったときに、私の手元にあった『ビッグイシュー』の話を出したら、ほとんど知られていない!
 これはもちろん、社会問題に関心があるフリをしている研究者たちが、実は世間知らずだということでもあるのですけれども、しかし、「高学歴ワーキングプア」が問題として注目されている昨今、「他人事ではない」はず。助けてあげるなんておこがましい。これは自分の問題だし、社会構造の問題、そしてこの雑誌がインターナショナルであることが示しているように、世界に通ずる資本主義の問題でもある、ということ。そういう意識がもっとあってほしいなぁと思いました。