早尾貴紀:本のことなど

アクセスカウンタ

zoom RSS いまこそ読むべき必読書:肥田舜太郎/鎌仲ひとみ『内部被曝の脅威』、ちくま新書

<<   作成日時 : 2011/05/14 07:45   >>

トラックバック 0 / コメント 0

肥田舜太郎/鎌仲ひとみ、『内部被曝の脅威――原爆から劣化ウラン弾まで』、ちくま新書、2005年

画像


 福島だけでなく、宮城から茨城まで、と思ったら、神奈川・静岡でも検出された放射能汚染。
 これらは、福島原発からまき散らされた放射性物質=死の灰、が降り積もったもの。つまり、政府が安全だ安全だと叫び、影響は無視しうるとしている「内部被曝」をもたらすものだ。

 本書は、広島で自身が原爆体験をもち、その後内部被曝がもたらす影響を調査してきた医師・肥田舜太郎氏と、イラクの劣化ウラン弾の被害や再処理工場の周辺住民の被害を取材してきた映像作家・鎌仲ひとみ氏による共著。

 日本社会は、過去の経験を学んでいない。むしろ黙殺してきた。しかし、広島・チェルノブイリ・イラク・セラフィールド・六ヶ所の現実を見れば、これから福島とその周辺で起こることは、悲劇でしかない。にもかかわらず、何も学ばずに、5年後、10年後に、初めて気づいたフリをするつもりなのか!

にほんブログ村 本ブログ 学術・専門書へ


内部被曝の脅威 ちくま新書(541)
筑摩書房
肥田 舜太郎

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 内部被曝の脅威  ちくま新書(541) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

いまこそ読むべき必読書:肥田舜太郎/鎌仲ひとみ『内部被曝の脅威』、ちくま新書 早尾貴紀:本のことなど/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる