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zoom RSS グローバル・ディアスポラ叢書『ラテンアメリカン・ディアスポラ』明石書店

<<   作成日時 : 2010/08/02 17:21   >>

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駒井洋[監修]『ラテンアメリカン・ディアスポラ』、明石書店、2010年

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 前回紹介のグローバル・ディアスポラ叢書の第6巻は、ラテンアメリカ。

【内容】
ヨーロッパの植民地であり移民受け入れ地域であったラテンアメリカは、20世紀以降急速に移民送り出し地域に転じた。プエルトリコ、キューバ、メキシコ、ペルー、アルゼンチン、ブラジルを取り上げ、移動性を基層にもつラテンアメリカの全体像を描き出す。

序章 アメリカ大陸をめぐる人の移動(中川文雄)
第1章 プエルトリコ人ディアスポラ(志柿光浩/三宅禎子)
第2章 米国におけるキューバ人ディアスポラ(山岡加奈子)
第3章 米国におけるメキシコ人ディアスポラ(吉田栄人)
第4章 在外ペルー人が問いかけるもの(山脇千賀子)
第5章 在外アルゼンチン人はディアスポラか?ら(セシリア・オナハ/シルビア・ゴメス)
第6章 ブラジル人ディアスポラ
[1] ブラジル人ディアスポラ概観(田島久歳)
[2] 日系ブラジル人ディアスポラの精神史(田島久歳)
[3] 在日ブラジル人による表現活動の戦略と意義(アンジェロ・イシ)
[4] 在日ブラジル人の宗教生活(山田政信)
終章 ラティーノの可能性み(山脇千賀子)


 本書は、目次を見ても分かるように、南米全体を広くカバーしている、貴重な共同作業です。
 また、なかでも日本とも繋がりの深いブラジルについては、4つの論考が寄せられ、日系ブラジル人/在日ブラジル人について多面的に考察しています。
 本書は、アンジェロ・イシさんにご献本いただきました。
 アンジェロとは、『ディアスポラと社会変容ーーアジア系・アフリカ系移住者と多文化共生の課題』(浜邦彦・早尾貴紀 編、国際書院)および『現代思想』(青土社)2007年6月号特集「隣の外国人ーー異郷に生きる」でいっしょに仕事をさせてもらいましたが、今度の論考もそこでの問題提起と深く関わっています。合わせてご一読を。

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