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zoom RSS 東アジアのひいては非西欧圏の歴史と現在と未来を映す鏡として―丸川哲史『台湾ナショナリズム』選書メチエ

<<   作成日時 : 2010/06/19 12:11   >>

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丸川哲史、『台湾ナショナリズムーー東アジア近代のアポリア』、講談社選書メチエ、2010年

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 今日発売(6月26日号)の図書新聞に、丸川さんの『台湾ナショナリズム』の書評を書きました。
 ほんの冒頭のさわりだけ、載せておきます。ぜひ同誌でお読みいただくとともに、本書も読んでほしいと思います。

 台湾を考えるとは、そもそもどのような意味があるのか。実のところ、日本も含めた東アジア全体の歴史と現在と将来を分析するうえで、本書の著者も言うように、台湾認識に賭けられた課題は決定的に大きい。(中略)
 冷静かつバランスのとれた台湾認識を仕切り直すこと。かつそれに基づき、東アジアの二十一世紀を予測すること。こうした作業において、丸川哲史氏の『台湾ナショナリズム』は、疑いなく卓越したテキストであり、台湾を論ずるうえで今後踏まえるべき規準を示している。
 それは、本書の構成にも端的に見て取ることができる。四章構成は「日本が見た台湾」「大陸中国が見た台湾」「冷戦/ポスト冷戦が見た台湾」「東アジア近代が見た台湾」となっており、多面的に台湾を描いているのみならず、それらの視点がすべて有機的に結びついている。
 とりわけ印象深いのは、、、(後略)

 (全体2500字でやや長めに書きました。)

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