早尾貴紀:本のことなど

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zoom RSS マイノリティ/移住者/ディアスポラをめぐる総合的討議の記録ーー『ディアスポラと社会変容』

<<   作成日時 : 2008/05/24 07:11   >>

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『ディアスポラと社会変容ーーアジア系・アフリカ系移住者と多文化共生の課題』
武者小路公秀 監修・浜邦彦・早尾貴紀 編、国際書院、2008年


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 海外からのメイン・パネリストに、ドゥドゥ・ディエン氏やリサ・ロウ氏を招き、国内ディスカッサントも各分野の若手研究者・活動家を招聘。コリアン・ディアスポラ、チャイニーズ・ディアスポラ、オキナワン・ディアスポラ、ブラック・ディアスポラ、インド人ディアスポラ、等々といったさまざまな「ディアスポラたち」が総結集。さらに、アイヌ、部落民、日系人、無国籍者、無戸籍者、等々といったマイノリティの観点も射程に収めています。
 人権と反レイシズムを基礎に、近代国家の国民主義を、私たちがどうやって克服することができるのかを、参加者全員で徹底討議。可視性/不可視性、ハイブリディティ、市民権/市民社会、公共圏/親密圏、などなどの諸テーマをアクチュアルに追究。ディアスポラの思想を、将来的な社会変容の可能性にまでポジティヴに捉えなおしていく点で、画期的な一冊になっています。

 国際書院のサイトで、目次詳細と、武者小路氏の「まえがき」が読めます。

 『現代思想 隣の外国人ーー異郷に生きる』に続いて、たくさんの仲間たちに参加してもらいました。両方に重複して加わってもらった方々もいます(浜邦彦さんはもちろん、李英美さん、アンジェロ・イシ、陳天璽さん)。併せてお読みいただければ幸いです。


 なお、『週刊金曜日』5月23日号の書評欄「本橋哲也が選ぶ3冊」で取り上げていただきました。3冊は、この本以外には、拙著『ユダヤとイスラエルのあいだ』、および、パペ講演集『イラン・パペ、パレスチナを語る』で、私が関わった本で揃えていただき、本橋氏の配慮に感謝です。

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